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まいにちをめぐる、いろんなこと。

大丈夫だ この光の始まりには 君がいる

この頃のわたしは自分を使ってお金の実験中。わたしはお金に対するブロックがたくさんあるのはわかっているので(結構な貧乏家庭に育っているのです)そのブロックを外したいな、と。いろんな手段はあるんだろうけど、今は自分でピンときたやり方を試しているところ。

自分が心からワクワクしたものに、気持ちよくお金を使いたい。

そう思ってても、今までの経験上、お金を使うことに罪悪感があるし、使うと減っちゃう!って思ってしまうこともある。本当にワクワクするものに出会ったときは、予算もあるけど、買えるものは買います。で、その上で胸がザワザワすることもある(笑)わたしがワクワクするものって、実用的じゃないしさ。

というわけで、わたしが今回ワクワクしたものは

http://instagram.com/p/uDLE1IpRwa/

ハリネズミさん。もう一目ぼれ。ドッキドキした!欲しい!って思った。でも、値段を見て、むー、と唸って。でね、その売場を離れて考えようと思ったわけです。

そうしたら、目の前の腕時計売場に一組の親子が。お母さんと息子さん。どうやら、息子さんは腕時計が欲しいらしい。わたし、なぜだかその親子のやりとりに釘付けになってしまいました。

母「この時計、いくらすると思ってるの!」

息子「・・・」

母「この間、二千円あげたよね」

息子「・・・」

母「この時計を買うのに、どのくらい働かないといけないか、わかってるの!?これを買うには・・・(何時間だとか、何日働いてもこれは買えるお金にならないとか、そういうことを延々と話しています)」

わたしはこのやり取りを聞きながら、このお母さんが言うことは正しいんだろうな、と思いました。でも、失礼ながら、こういう風に言っている限り、たぶんこのお母さんはお金のめぐりが良くなるのは難しいだろうし、これを聞いている息子さんも同じことになるだろうな、と思いました。それがどうしてなのか、うまく説明できないけど・・・、そしてこういうの、あんまり聞きたくない感じ(と随分聞いてから思いました)

すっかり自分のワクワクなんて、吹き飛んでいたんだけど、なんだろうな、このタイミングでこれを見せられるって意味がある気がする、と思ってました。

そこに夫がフラッと戻ってきたので「あのハリネズミさんが欲しい」と言いました。「買ったら?オレは買ってあげないよ」と夫(と言いながら、「クリスマスプレゼントの前借ならいいよ」と言ってくれるのです。クリスマスプレゼントが、誕生日になったり、何かの記念日になったりすることもあって、結果、わたしが欲しい、と言うものは最後は夫が買ってくれる・・・夫よ、だいすきだ!)

夫に「買ってあげないよ」と言われた時、このセリフさっき聞いた、と思いました。で、もう一度「あのお母さんの言ってることは正しいな」と思ったんです。わたしだって、このハリネズミさんがいなくても生きていけるし。そう、実用的じゃない。だよね、と思って必要な物だけを持ってレジに行きました。でも、レジでお金を払おうとした時に「さっきのお母さんの会話、あんまり聞きたくないな」って思ったんじゃない?ってこみあげてきたの。「買わない」ためにあの光景を見たのではなくて「買うために」見たんじゃない?って。

そう感じた瞬間、レジからハリネズミさんを迎えに行ってました。衝動的に。買うのが良かったのかどうかは、これから先にわかるのかなー。

http://instagram.com/p/uGAQmbpRwV/

その数日後、こちらの赤ベこ(赤くないけど)もゲット。ずっと探していたので、これは迷わず。不思議なことが起きて、なぜか安く買えたんです。ミラクル・・・。

今日になって、時々のぞいている心屋仁之介さんのブログを見てびっくり。

「このお金を稼ぐのにどれだけ苦労をしたと思っているんだ」

というのは

 「自分が世間に認められ、愛情を手にするためにどれだけ頑張っていると思っているんだ」

 という叫びです。

 そうそれ、こないだ聞いたやつーーー!!そっか、あのとき聞いていて辛かったのは、そのせいだったのかなあ。わからないけど、これからも自分の直感に忠実に★地味に実験は続きます(^_-)